香川県中讃土木事務所は、善通寺綾歌線(中方橋)道路整備事業で、2020年度は予算措置が順調なら左岸側のA1橋台(杭基礎)改築工事を発注する計画。
同橋台の築造に伴う主な資機材として、コンクリートVは約600立方bを見込む。既存の橋台撤去工と一括とする。
この他、21年度以降、予算の付き具合を見ながらA1〜P1橋脚(施工中)〜P2橋脚(施工済み)と、P2橋脚〜P3橋脚(施工中)〜P4橋脚(施工済み)の計4スパンを対象に、2工区に分けて架橋する2径間連続鈑桁架橋の上部桁製作・架設工の発注を進めていく。
これら残りの上部桁は橋長が4スパン合わせて約170b、全幅は10・5〜21・29b。別途、新橋に設置する高欄工(アルマイト仕上げ)の他、橋面工(舗装工など)、照明設備工事も計画している。仮橋(橋長約220b、幅員約9b)の撤去については、新橋での供用を開始後に実施する。
15年7月の台風11号で被災した土器川に架かる同橋を架け替える。場所は丸亀市川西町地先。
橋梁などの詳細設計をパシフィックコンサルタンツ四国支社(高松市)、照明設備設計を香川設計センター(坂出市)が担当。
提供:建通新聞社