日本工業経済新聞社(群馬)
2019/08/05
【群馬】県藤岡土木は多野藤岡地区公共工事安全対策推進協議会を開催
県藤岡土木事務所は7月31日、多野藤岡地区公共工事安全対策推進協議会を藤岡合同庁舎第1別館会議室で開催した。建設工事における安全衛生対策の推進に向けた説明や、安全対策の具体的事例の紹介などが行われた。
藤岡土木事務所の八木寿一郎所長が「本日の協議会で学んだことなどを各現場で計画的に行っている安全訓練などで振り返ることも重要。また、常日ごろから安全対策について最重点項目であるという意識で取り組んでもらいたい」と述べた。
厚生労働省藤岡労働基準監督署の穂積常之署長は「社会と生活の基盤整備という重要な役割を担っている建設工事で労働災害が1件でも減るように、本日出席している皆さまと共に引き続き労働災害防止に向けた取り組みを進めていきたい」と話した。
藤岡労働基準監督署監督安衛課の中島良則課長が建設工事における一斉監督の実施結果などを説明。品川伸一産業安全専門官は建設工事における安全衛生対策の推進について説明した。
安全対策の具体的事例の紹介では、急峻な地形の現場であるため作業員の不安定な状態で佐合する時間を減少させるため、アルミ合金製傾斜自在階段の使用したことや安全教育訓練で工事現場で想定される労働災害の抑止を目的に作成されたVR事故体験安全教育訓練を行ったことなどの紹介が行われた。