氷見市は1日、「新文化交流施設基本設計・実施設計業務」に係る指名参加方式による設計者選定で、ナスカ(東京都新宿区)を最優秀者に決めたと発表した。
稼働率を高めるためのホール空間のつくり方における利用形態の多様性を重視する姿勢や柔軟な設計姿勢が特に評価された。
設計期間は13カ月。委託料限度額は1億3000万円。
2次審査には香山壽夫建築研究所、内藤廣建築設計事務所、ナスカ、山下設計の4社が参加。次点は香山壽夫建築研究所となった。
内容は▽客席数800席程度のホールを核とした複合文化施設、延べ床面積5000平方メートル程度▽屋外広場▽外構―。場所は旧市民病院跡地(幸町130番1外)で、敷地面積2万4828・15平方メートル。工事予定額は36億1000万円。