日本工業経済新聞社(群馬)
2019/08/01
【群馬】県中之条土木事務所は気象庁前橋地方気象台との勉強会
県中之条土木事務所は7月26日、前橋地方気象台と自然災害に関する勉強会を同事務所で開催した。勉強会の講師は火山防災官の尾台正信氏が務めた。近隣町村の災害担当者も参加し、約30人が災害に対する理解を深めた。
勉強会の冒頭、石井所長は「大きな災害はいつどこで発生してもおかしくないと思う。勉強会で理解を深め、いざという時に備えていきたい」とあいさつした。
尾台氏は自然災害に備えというテーマで講義を実施。キーワードとしては危機(現場の危険)を危機(リスク)と認識できる感性を持つことを挙げた。その後は火山と地震と気象について解説。火山の話では草津白根山を例に火山に関する知識を紹介した。講義後には意見交換を実施し連携を深めた。