石川県土木部道路建設課は、羽咋市寺家町地内「主要地方道金沢田鶴浜線地方道改築工事(寺家高架橋P1橋脚工)」、「同工事(寺家高架橋P6橋脚工)」(ともに一般競争案件)について、第2四半期中の入札公告を予定している。
県では、のと里山海道(金沢田鶴浜線)柳田〜上棚矢駄インターチェンジ(IC)間の4車線化整備を鋭意進めている。寺家高架橋は橋長279メートル(鋼橋上部工/単純鈑桁橋54メートル、コンクリート橋上部工/PC4径間連結プレテンT桁橋〈2連〉225メートル)、下部工は逆T式橋台2基、張出式橋脚8基となる。これまでにA2橋台のほか、P3〜P5及びP7、P8の各橋脚が完成済みで、現在、A1橋台(担当/小倉建設)、P2橋脚(勝二建設)を施工中。残るP1、P6橋脚も年度内に工事着手する。
発注計画内容は次のとおり(工事名、工期、工事概要―の順)。
▽(寺家高架橋P1橋脚工) 210日〈土日おやすみモデル工事〉 橋脚工1基
▽(寺家高架橋P6橋脚工) 210日〈土日おやすみモデル工事〉 橋脚工1基
なお、4車線化事業の起点は羽咋市柳田町(柳田IC)、終点は志賀町上棚(上棚矢駄IC)で、事業延長9・6キロ。このうち、既設ゆずりレーンを南側に1・9キロ延伸する区間(南伸区間)については、来春に同路線中で最長のゆずりレーン(総延長3・4キロ)として完成、供用させる。