福島建設工業新聞社
2019/07/31
【福島】福建協が残業時間、休日数調査へ
福島県建設業協会の働き方改革等検討ワーキンググループ(WG、浅沼秀俊座長)は、会員企業の全従業員を対象とした残業時間、休日数等の実態調査を行う。職種、年齢層等別に現状を把握し、長時間労働是正や休日確保の取り組みを検討する上での基礎データとして活用。今年度策定を目標としている、協会が取り組むべき具体的方策の提言に生かす。行政に働き方改革関連施策の課題改善を求める裏付け資料としても用いる。
毎年行っている会員実態調査の一環として行う。特に現場従事者の実態を把握したい考えで、WG委員の意見を踏まえ調査項目を確定させ、9月ごろの調査票配付を予定している。
調査は、会員実態調査の項目を追加・統合し、5月末時点で在籍する会員企業の全従業員について、直近1年間の月別残業時間、休日数を調べる。今後、必要な情報を整理して項目を設定し、実際に残業時間が多い職種、年齢層別の取得休日数などを確認する。