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建通新聞社
2019/07/31

【大阪】府立病院機構 はびきの医療C整備を公告

 大阪府立病院機構は、デザインビルド(DB)方式で整備する大阪はびきの医療センターについて、事業者公募に向けた総合評価一般競争入札を公告した。参加申請を8月21日まで受け付ける。その後、技術提案書を9月17日〜10月17日、入札書を9月17日〜11月18日に提出させ、11月19日に開札する予定だ。新病院の規模は3万3000平方b超となり、業務内容には既存施設の解体設計・工事も含む。契約期間は2022年12月27日まで。
 計画では、敷地東側にある研究棟を解体し、跡地に新病院を建設する。西側にある管理診療棟や南側の病棟については、不要部分の解体、残置部分の改修などを検討している。
 昨年公表した基本設計概要によると、施設は6階建てで、免震構造を採用する。感染エリアと一般エリアを完全分離する階層構成とし、2階に外来部門を集約した「ワンフロア外来」を整備する。3階は手術・ICU・HCUと管理フロア、4〜5階には8看護単位が連携するスタッフコモンズを設置する。また、6階には石曳池が展望できるレストランなどを配置する。
 新病院の延べ床面積は、外来部門2575平方b、病棟部門7926平方b、診療部門4641平方b、その他1万8319平方bの計3万3461平方b。建設地は羽曳野市はびきの3ノ7ノ1。
 基本設計は山下設計関西支社(大阪市中央区)が担当。
 解体や改修が見込まれる既存施設は▽研究棟(鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建て延べ2万4822平方b)▽管理診療棟(鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ1万2244平方b)▽放射線治療棟(同造2階建て延べ402平方b)―など。

提供:建通新聞社