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　坂東市学校教育課は七重小学校で既存校舎の大規模改造を２０１９〜20年度の２カ年で計画している。敷地内にプレハブの仮設校舎を整備した上で、校舎２棟を改修する見通し。早期発注を目指す。６月補正予算に繰越明許費５億５９９０万円を措置した。
　七重小（借宿６８３―２）の既存校舎は経年劣化が進んでいることを踏まえ、大規模改造に取り掛かる。なお耐震補強などについては新基準で建てられたもので耐震性も確保されていることから、今回は対象外としている。
　既存校舎は普通教室棟と特別教室棟で構成。施設概要は普通教室棟が１９８２年築のＲＣ造３階建て、延べ２５７９�u。特別教室棟が98年築のＲＣ造３階建て、延べ６９３�u。
　大規模改造では屋上の防水をはじめ、外壁の塗装や修繕、床や天井などの内装の全面改修、トイレの洋式化、照明のＬＥＤ化などを実施する計画。仮設校舎を整備し、児童や職員などの引っ越し後、速やかに既存校舎の改修に取り掛かりたい考え。設計は�渇ｪ野建築設計事務所（つくば市）がまとめた。
　６月補正では工事費４億２７９０万円、工事監理委託料１１００万円、仮設校舎借上料１億２１００万円を設定。財源には文部科学省の学校施設環境改善交付金などを活用し、全額を繰り越している。