福井市は26日、明里町「加茂河原ポンプ場更新土木工事」について、25億4000万円で大成建設・三好土木・東部建設JVに落札した。
総合評価(簡易型)の条件付き一般競争で4日に開札したもの。設計額は29億6984万円。
浸水被害の軽減を図るため、老朽化した加茂河原ポンプ場を全面的に更新するもので、新ポンプ場の完成後に現ポンプ場を撤去する。
新たなポンプ場の規模はRC造地上2階地下1階建て延べ3392・47平方メートルとし、ポンプ能力は汚水0・967立方メートル/秒、雨水12・962立方メートル/秒。供用時期としては23年10月頃を予定。
今回は初弾工の土木本体で、概要は敷地面積5527・3平方メートル、構造RC造地下2層に係る本体作業土工、本体仮設工、本体築造工、仮設工、構造物撤去工各一式。工期は21年10月15日まで。
詳細設計は日水コンが担当。
なお、今年度当初予算で5カ年総額96億9180万円の継続費を設定済み。対象はポンプ場(本体土木、建築、機械設備・電気設備)、排水樋管、流入管渠などで、継続費を含めた総事業費は99億8280万円を見込む。