長岡市は24日、金町1丁目ほか地内「栃尾地域交流拠点施設(仮称)建設工事」を制限付き一般競争入札・高度技術提案型総合評価落札方式(設計・施工一括発注方式/デザインビルド方式)で開札し、17億9800万円で中越興業・共榮建設・三協設備工業・良電社JVに落札した。
入札には同JVのほか、大石組・渡長建設・越後交通工業・イートラストJVが参加。予定価格は18億1800万円、調査基準価格は12億7260万円に設定していた。
計画では、栃尾支所周辺の公共施設を集約し、丹佐工場跡地(敷地面積7700平方メートル)に栃尾市民会館や文化センターの機能を集約した複合施設を建設するもの。
延べ床面積は3800平方メートルを想定し、新施設は「多世代交流と憩いの場」、「市民活動と学びの場」をテーマに、アオーレ長岡と同様の全天候型半屋外空間(ミニナカドマ)・広場)を配置。そのほか、320席以上のホール、大会議室、和室、キッチンスタジオ、多目的室、音楽スタジオ、図書館、ホワイエなどの機能を盛り込み、外構として駐車場(130台以上)、駐輪場を設ける。
9月議会で工事請負承認を諮り、工期は22年3月20日まで。