庄内地域に施設一体型小中一貫校を2校整備する方針を掲げている豊中市は、先行して事業着手している北校の「(仮称)庄内さくら学園」に続き、「(仮称)南校」を新設する計画だ。整備予定地は、千成小学校(千成町2ノ2ノ65)と東側に隣接するせんなりこども園(千成町2ノ2ノ1)を合わせた敷地約1万8000平方b。2019年度内に設計・施工スケジュールを検討・公表する考えで、現段階では開校時期などは未定としている。
新設場所となる千成小学校は、同じ校区となる庄内南小学校(大黒町1ノ2ノ15)、庄内西小学校(庄本町4ノ1ノ10)、第七中学校(庄内栄町5ノ10ノ1)エリアのおおむね中心となり、通学距離の最長は約1600b。北校の最長通学距離と同程度となることや、想定する児童・生徒数を受け入れる面積が確保できるなどの観点から同校に決めた。
17年度に策定した「庄内地域における魅力ある学校づくり計画」では、南校の規模は5階建て延べ1万7060平方b。小学部は児童数625人で19学級を設置。中学部は生徒数360人で11学級の合計985人、合わせて30学級の設置を想定している。
提供:建通新聞社