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　見附市は１８日、提案型プロポーザルで選定を進めていた「市立病院新病棟整備事業設計業務委託」について、細貝建築事務所を優先交渉権者に特定した、と公表した。
　プロポには同社を含めて９社が参加し、そのうち７社でプレゼンを実施。次点は基設計。計画では、９２年７月に開院した既存病棟（ＲＣ造４階建て延べ６６２７平方メートル）の老朽化対策、市の地域包括ケア体制の充実などを図るため、現在の９４床（うち地域包括ケア１８床）を維持しながら、地域包括ケアベッドを増床した新病棟を建設する。
　施設の条件は、ＲＣまたはＳ造、２階建てまたは３階建てで２病棟９４床を備えるものとする。電気設備、衛生設備、空調設備、換気設備等空調設備および自家発電設備は現在の病院設備と別に、単独で設置する。
　委託上限金額は５０００万円（税込）。委託期限は２０年３月２０日まで。
　なお工事費は約１０億円（同）を想定しており、予定工期は２０年４月から２１年３月まで。