東京都住宅政策本部西部住宅建設事務所は7月12日、「都営中層住宅多摩湖町一丁目第2団地(第2期)基本設計」の委託先特定に向けたプロポーザル手続きを開始する。老朽化のため解体撤去済みの住宅跡地に、新たに鉄筋コンクリート造2棟約105戸の住宅を建設する計画。18日〜8月2日に参加表明書と技術提案書を受け付け、提案内容の審査とヒアリングを行って設計者を選定。9月18日の見積もり合わせを経て業務を委託する。
多摩湖町一丁目第2団地は、都営多摩湖町一丁目アパート(東村山市多摩湖町1ノ34)を建て替えて整備する。1960年の建設で老朽化していた既存住宅については、既に全て解体撤去済み。第1期工事として7棟194棟の住宅建設を1992年に完成させ、多摩湖町一丁目第2アパートとして供用している。
今回設計を行う第2期では、敷地北側にある既存住宅の解体跡地2カ所計約5000平方bに、鉄筋コンクリート造で2棟、計105戸の住宅を新築する。付帯施設として集会所や駐車場、駐輪場、ごみ容器置き場などを整備する。敷地の用途地域は第1種中高層住居専用で、建ぺい率50%、容積率150%。納期は2020年2月26日。
参考業務規模を600万円(税込み)と見積もっている。
提供:建通新聞社