立山町は10日、芦見、白岩地内「立山ブランド海外展開戦略拠点施設整備工事実施設計および監理業務」を開札し、2160万円で三四五建築研究所に落札した。
内容は、3階建て延べ約1500平方メートルに係る実施設計・監理業務一式。施設内には日本酒貯蔵庫や展示コーナー、商談室、酒造ツーリズム用の研修施設などを配する。予定価格は2271万円。委託期間は20年3月25日まで。
国の「生産性革命に資する地方創生拠点整備交付金」を活用し、同施設を建設する。工事は建築主体、機械設備、電気設備の3工種を、第2四半期に指名競争で発注する。建築主体については9月議会での請負承認を目指す。基本設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)が担当。18年度9月補正予算で継続費6億7550万円(18年度2億8250万円、19年度3億9300万円)を設定している。