石川県奥能登農林総合事務所は10日、輪島市門前町中田地内「令和元年度広域営農団地農道整備事業能登外浦4期地区中田工区トンネル実施設計業務」を指名競争入札方式により開札した結果、1511万3000円で国土開発センターに落札決定した。予定価格は1899万円。
業務概要は、能登外浦4期地区の中田工区における千代・中田トンネル実施設計L=270メートル、トンネル設備実施設計一式、道路実施設計L=100メートル。幅員は明かり部6・0(7・5)メートル、トンネル部6・0(7・0)メートル。委託期間は20年3月19日まで。
宝達志水町と輪島市を結ぶ広域営農団地農道61・1キロでは、現在事業中の能登外浦4期地区4・2キロが未開通のまま。同区間ではすでに椎木・北浦トンネル、(仮称)千代橋梁が先行して施工中で今回、実施設計に取り掛かる千代・中田トンネルが最後の大型構造物。