北海道建設新聞社
2019/07/10
【群馬】建設業の魅力伝える、青柳群建協会長が講演、利根沼田テクノアカデミー
利根沼田テクノアカデミー(桑原敏彦校長)は8日、建設業への就職を目指す訓練生を対象に群馬県建設業協会の青柳剛会長が講演を行った。
講演に参加した訓練生は、建設業振興基金が厚生労働省から受託した建設労働者緊急育成支援事業の「けんせつ職人コース(仕上げ総合)in沼田」を受講している9人の訓練生。6月28日〜7月21日の日程で資格取得などに取り組んでいる。
青柳会長は、かたちになる「やりがい」−今 建設業がおもしろい−と題し講演。冒頭、建築家の今井兼次氏が現場で左官職人の中島武一氏が魂を込めて仕上げた漆喰塗りに感激したエピソードを紹介。建設業には「職人魂を持って取り組むことが重要だ」と強調した。
このほか建設業の現状と課題について分かりやすく解説、建設業の魅力については施工技術者発表会や施工技術者を記した銘板設置拡充活動などを行っていることを説明した。
講演後には企業説明会を開き、菅原設備(愛知県津島市)など3社が会社説明などを行った。