日本工業経済新聞社(群馬)
2019/07/08
【群馬】群馬県PFI・PPP協会が第17回総会を開催
群馬県PFI・PPP協会(清水英樹理事長)は6月27日、第17回総会を開催した。公共団体や民間企業、NPO法人などを対象とした個別のコンサルティングやPFI・PPP(指定管理者制度など)講演会の実施などを盛り込んだ2019年度の事業計画案など全議案を承認。総会後に開かれた研究会では清水理事長が最新のPFI・PPPの動向について説明した。
研究会で清水理事長は◇PFI事業数と事業費の累計◇2019年度に改定されたPPP・PFI推進アクションプラン◇最近の注目すべきトピックス−などを中心に説明。1999〜2017年度末のPFI事業数は666件で、契約金額の累計が5兆8279億円となっていること、事業数も年々増加し、近年はコンセッション事業に注力されている状況であることを説明。
PFI/PPP推進アクションプランの改定ではPPP・PFI地域プラットフォームの協定制度などの活用により支援強化していること、広島県PPP・PFI地域連携プラットフォームを構成する代表者に広島県のほか、地元の広島銀行も参画していることを紹介した。
最近の注目すべきトピックスとして、Park−PFIを活用した敷島公園の飲食事業者公募、19年度に事業者選定の準備を進める予定の前橋競輪場の民間委託、前橋中心市街地の再開発などについて説明した。