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北陸工業新聞社
2019/07/08

【石川】県が認可21日に設立総会/相木第二土地区画整理組合/松任駅北でまちづくり/白山 

 白山市の松任駅北相木第二地区土地区画整理組合の設立認可が、5日付の石川県公報で公告された。21日に白山市民交流センターで設立総会が開かれる。
 土地区画整理事業が計画されているのは、同市相木町地内の約13・2ヘクタール。この地区は、JR松任駅を中心に形成される市街地に隣接し、金沢外環状道路へのアクセスにも優れるなど交通の利便性が高い。一般住宅ゾーンを基本に配置し、都市計画道路の沿線で地区の中央部には中規模の公園など福祉・厚生ゾーンを創出したい考えだ。事業施行期間は26年3月31日まで。区画整理に伴う調査はLRA(金沢市)が担当。
 道路施設では、施行区域内を縦断する幅員約16メートルの都市計画道路相木線や、区域内を横断する相木成線を整備する。このほか、宮永北安田線、五歩市成線を骨格に幅員6〜8メートルの区画道路を適正配置し、周辺道路の渋滞緩和や歩行者の安全確保を図る。
 施行区域内には相木野球場があるが、都市計画道路相木成線の整備の支障となり、廃止される。このため、代替施設として黒瀬町地内で新たな野球場の建設を計画している。
 地元で組合設立準備委員会(北村學委員長)を立ち上げ、設立認可を目指してきた。市は土地区画整理事業支援のため、当初予算に2億100万円を計上している。

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