お知らせ
地方ニュース
建通新聞社（中部）
2019/07/08
【愛知】名古屋市上下水 西部幹線改良向け設計着手
名古屋市上下水道局は、大治浄水場からの上水道幹線「新西部幹線」の整備に向けた基本・実施設計に着手する。これに先立ち「西部幹線改良工事設計業務」の一般競争入札を公告した。入札書は７月22～26日に受け付ける。２０２０年度の上半期中にも設計成果を得る考えだ。
西部幹線は、大治浄水場から中村区の北部管路センターまでを結ぶ。新設する配水管は、管径２０００㍉で延長１６００㍍。シールド工法で構築する計画だが、シールド内径は河川管理者との協議を踏まえて最終的に決める。発進立て坑を大治浄水場構内、到達立て坑を北部管路センター構内に設ける計画。土被りは20㍍程度になることも想定して準備を進める考え。設計ではその他、発進・到達立て坑付近での既設配水管との入れ替え設計（管径１１００～２０００㍉、延長80㍍）と不断水分岐（管径１５００㍉×１５００㍉、１カ所）の詳細設計、既設管（管径１２００㍉×２条）の撤去・残置に向けた基本設計をまとめる。新西部幹線はおおむね現幹線と同一のルートを計画する。
新設配水管は、19年度に基本設計を取りまとめ、20年度に詳細設計を進める計画。
新西部幹線は、西部幹線の老朽管対策とともに、名古屋駅周辺での再開発の動きや水需要の動向などを見据えて新たに整備する。西部幹線は、大治浄水場から市内を結ぶ、二つの水道幹線のうちの一つ。同浄水場は、おおむね堀川よりも西側の市域に配水している。西部地域の配水量は市域全体の４割程度を占める。主に鍋屋上野浄水場から配水する市域東側の幹線は、随時更新を進めている。
提供：建通新聞社
西部幹線は、大治浄水場から中村区の北部管路センターまでを結ぶ。新設する配水管は、管径２０００㍉で延長１６００㍍。シールド工法で構築する計画だが、シールド内径は河川管理者との協議を踏まえて最終的に決める。発進立て坑を大治浄水場構内、到達立て坑を北部管路センター構内に設ける計画。土被りは20㍍程度になることも想定して準備を進める考え。設計ではその他、発進・到達立て坑付近での既設配水管との入れ替え設計（管径１１００～２０００㍉、延長80㍍）と不断水分岐（管径１５００㍉×１５００㍉、１カ所）の詳細設計、既設管（管径１２００㍉×２条）の撤去・残置に向けた基本設計をまとめる。新西部幹線はおおむね現幹線と同一のルートを計画する。
新設配水管は、19年度に基本設計を取りまとめ、20年度に詳細設計を進める計画。
新西部幹線は、西部幹線の老朽管対策とともに、名古屋駅周辺での再開発の動きや水需要の動向などを見据えて新たに整備する。西部幹線は、大治浄水場から市内を結ぶ、二つの水道幹線のうちの一つ。同浄水場は、おおむね堀川よりも西側の市域に配水している。西部地域の配水量は市域全体の４割程度を占める。主に鍋屋上野浄水場から配水する市域東側の幹線は、随時更新を進めている。
提供：建通新聞社
