羽咋郡市広域圏事務組合は2日、「新ごみ処理施設整備基本構想策定業務委託」を開札し、587万円で中部設計に落札決定した。
同組合のリサイクルセンター(羽咋市滝谷町)は03年3月に竣工し、固形燃料(RDF)化するごみ燃料化施設と、燃えないごみや粗大ごみを処理するごみ資源化施設で構成している。今回、石川北部RDFセンター(志賀町)が22年度末で事業を終えることから、新ごみ焼却施設建設へ向けた基本構想を取りまとめる。
今後、整備候補地や処理能力、事業方式、ランニングコスト、環境保全対策などについて検討を行い、12月27日までに基本構想を策定する。
同組合は新ごみ焼却施設の完成までの間、県外委託によるRDF方式の継続を検討している。