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建通新聞社(岡山)
2019/07/05

【岡山】県備中県民局 倉敷笠岡線バイパス化事業 2019年度は船穂2工区と玉島工区での舗装工や改良工などを実施

 岡山県備中県民局は、県道倉敷笠岡線のバイパス化事業を進めている。2019年度は、船穂2工区と玉島工区での舗装工や改良工などを実施する予定。
 倉敷笠岡線は、倉敷市街地から倉敷市船穂地区や玉島地区を経由して、笠岡市街地までの総延長約31`の路線。交通量が多く渋滞が慢性化している箇所や大型車の通行が困難な幅員狭小区間などがあるため、バイパス道を整備している。
 起点側の船穂橋西詰から県道大曲船穂線までの延長約900b区間は「船穂1工区」として2014年度に供用開始。引き続き県道大曲船穂線から県道倉敷美袋線までの延長約1970b区間を「船穂2工区」と位置付け、09年度から事業に着手し、用地買収とともに道路整備工事を進めている。整備後の総幅員は24b(片側2車線、両側歩道)。
 19年度は、JR山陽新幹線の側道周辺で施工中の側溝工の終了後、舗装工(延長約70b)を実施する。また、市道との取り付け道路の整備にも着手する予定。
 また、倉敷市玉島道口から浅口市金光町下竹までの延長約1400b区間は「玉島工区」として、02年度に事業着手。用地買収は終了し、順次工事を進めている。整備後の総幅員は14b(片側1車線、両側歩道)。
 19年度は、玉島道口側で施工中の法面工事が完了すれば、工事を延伸するため切り土・盛り土などの改良工(延長約100b)の一般競争入札を第3四半期にも公告する。18年度から金光町側でも工事に着手しており、切り土・盛り土などの改良工を実施している。
 実施設計は船穂2工区をなんば技研(倉敷市)が、玉島工区を西部技術コンサルタント(岡山市北区)が担当した。

「提供:建通新聞社」