日本工業経済新聞社(群馬)
2019/07/04
【群馬】県と下水道管路管理業協会が意見交換
県と日本下水道管路管理業協会関東支部群馬県部会(森田岳志部会長)の意見交換会が3日、玉村町の県下水道総合事務所で行われた。県からは、下水道総合事務所の木村正明所長や下水環境課の山下寛治次長などが出席し、課題の解決へ率直に意見を交わした。
木村所長は「日ごろから災害対策について取り組んでいただいているが、改めて安全対策を徹底してほしい。きょうは皆さまの意見を聞き、共有することで業務に生かしたい」と話した。
森田部会長は「県とは早い段階で災害協定を結んでいただいた。市町村でも草津町と前橋市、千代田町、安中市と協定を締結しており、みなかみ町でも協定締結が具体化している。きょうの意見交換を通して両者にとって良い方向性が出せるように祈念している」と述べた。
山下次長は「下水道管路は老朽化など課題が多く厳しい。皆さまの重要性がさらに重要になり、協力して課題に当たりたい」と塚越保典課長の挨拶を代読した。
意見交換は、管渠更生の施工や酸素欠乏対策などの安全対策、マンホール耐震補強工事の計画などを議題に行われた。