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日刊建設タイムズ社
2019/07/04

【千葉】山武合庁の基本設計公告/県土整備部営繕課/簡易プロポ 11日まで参加受付/庁舎4階延べ約5000u

 県県土整備部営繕課は3日、「山武合同庁舎建築工事基本設計」の簡易公募型プロポーザルを公告した。施設の老朽化などから、周辺の東金合同庁舎(東金市東新宿17―6)などを集約し、現山武合同庁舎(東金市東新宿1―11)の敷地内で建て替える。今月11日まで応募説明書を配布するとともに参加表明書の提出を受け付ける。説明書に対する質問の受け付けは同17日から23日まで行い、同25日に回答。技術提案書の提出は同12日から来月20日まで受け付ける。履行期限は2020年3月25日。
 参加資格は、県建設工事等入札参加資格者名簿に登載され、一級建築士事務所の登録を受けていることなど。
 同事業は、県有建物長寿命化計画に基づき、山武合同庁舎、東金合同庁舎、山武農業事務所田間分庁舎(両総用水管理課)を集約し、建て替える計画。建て替えは現山武合同庁舎敷地内で行い、東金合同庁舎敷地には駐車場や車庫・倉庫棟を建設し一体的に活用。防災備蓄倉庫の移転なども行い、防災活動拠点としての機能を強化する。
 敷地面積は山武合同庁舎が3631u、東金合同庁舎が4888u。建物規模は合同庁舎(事務棟)がRC造4階建て延べ約5000u、車庫・倉庫棟がS造2階建て延べ約1400u。工事費は約32億円(消費税込み)を見込む。
 事務棟には山武地域振興事務所、東金県税事務所、山武農業事務所、山武土木事務所、東上総教育事務所山武分室などが入居。車庫・倉庫棟は、1階に車庫を配置するほか、倉庫や書庫等を併設する。駐車場は車庫・倉庫棟に公用車47台分を確保し、来庁者用として山武合同庁舎と東金合同庁舎の敷地内に約110台を確保する。
 事業スケジュールは、本年度に新庁舎、車庫・倉庫棟の基本設計、旧山武合同庁舎の解体設計、東金合同庁舎に整備する仮設庁舎の実施設計を行う。来年度には新庁舎及び倉庫・車庫棟の実施設計を行うとともに、旧山武合同庁舎の解体と仮設庁舎に着工。21年度に旧庁舎の解体工事を終わらせ、21〜23年度に新庁舎を建設。24年度には新庁舎の供用を開始し、合わせて東金合同庁舎の解体工事を実施。25年度、解体跡地に倉庫・車庫棟を整備し、26年度中の全施設供用開始を目指す。
 本年度は県の当初予算に新庁舎基本設計費5080万円、地盤調査費750万円、旧庁舎解体設計費670万円、仮設庁舎実施設計費600万円の総額7100万円を措置。今回の委託は新庁舎の基本設計。旧庁舎解体設計、仮設庁舎実施設計、地盤調査は別途発注する予定。k_times_comをフォローしましょう
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