国土交通省近畿地方整備局は、港湾空港関係の発注見通し(7月更新分)を7月2日に公表した。新たに5件のWTO対象工事を盛り込んだ他、業務でもWTO対象を1件追加した。
WTO対象の工事は▽大阪港北港南地区航路(マイナス16b)附帯施設護岸(1)基礎等工事(第3工区)▽神戸港航路附帯施設築造工事(第1工区)▽同(第2工区)▽同(第3工区)▽神戸港第五防波堤撤去等工事(第2工区)―の5件。全て第3四半期の入札を予定している。
工事ではこの他、本官発注で八尾空港A滑走路及びA誘導路改良工事と和歌山下津港海岸(海南地区)内海護岸築造工事、和歌山下津港海岸(海南地区)築地護岸築造工事(第2工区)の3件を追加。また、公表済みの尼崎西宮芦屋港尼崎地区航路泊地(マイナス12b)浚渫工をに「ICT活用工事(浚渫工)」とした。
業務では、神戸港工事等に伴う航行安全情報管理業務の公募型競争入札がWTO対象となる。第3四半期に入札する。簡易公募型競争入札では大阪港北港南地区航路(マイナス16b)の施工環境調査(第2工区)と附帯施設動態観測業務(第2工区)を追加、第3四半期に入札する。簡易公募型プロポーザルでは、舞鶴港和田地区道路(上安久線)整備計画検討業務を盛り、第2四半期に公示する。
提供:建通新聞社