京都府立医科大学、京都府立大学を束ねる京都府公立大学法人の平成31年度・年度計画がこのほど明らかになった。
それによると、府立大学では▽7号館(仮称)にラーニングコモンズを整備し、学生の学習支援環境を充実する▽大学院の開設に向けて文部科学省との協議・調整を進める▽府立大学の将来構想に基づき、学部・学科の改組・改編についての基本的な方向性を決定する▽老朽化が進む既存施設の改修や耐震化等の整備を計画的に進めるとともに、プロムナードの整備に伴う京都学・歴彩館や植物園等の周辺施設との一体利用の促進に向けて、利用者の安心・安全の確保など、大学として必要な要望等を行う▽共同体育館の整備に向けた検討を進める等。
医大では▽高度で安全な医療の提供を目指し、病院の機能強化、患者アメニティの向上や著しい老朽化に対応するため、施設整備構想の検討を進める等。
共通では▽大学施設の課題を踏まえ、今後の施設整備の着実な進捗を図るため、各大学に検討委員会を設置し、両大学の整備方針を早期に策定する等。