徳島県は、2019年度の県建設業新分野進出優良企業(表彰対象者)の募集を開始した。7月31日まで県土整備部建設管理課で受け付ける。
建設業以外の新分野へ積極的に進出し、顕著な成果などを上げている建設企業を表彰する。新分野進出とは、農業や林業、情報通信業、小売業、サービス業など日本標準産業分類における「建設業」以外の大分類業種区分の事業への進出を指す。
対象者は建設業の許可を有する19年度の入札参加資格者名簿登載者で、県内に主たる営業所のある建設企業や建設企業による協同組合などのグループ。さらに当該建設業者の子会社や関連会社などが新分野に進出してからおおむね1年以上経過していること−などが条件。また、過去に同表彰に応募した企業についても、受賞した企業を除き再度応募が可能。
選考は、新事業の@業績効果A他の建設企業の模範性B地域振興への貢献度C継続性・将来性D建設業とのマッチングによる相乗効果の有無−などを総合的に勘案して行い、特に優れていると認められる取り組みを表彰する。
ここ最近の表彰対象としては、17年度の四国開発土木(東みよし町)の「公の施設(徳島県立美馬野外交流の郷)の指定管理業務」、16年度の誠建設(小松島市)の「害虫駆除およびビルメンテナンス事業」、15年度の原田組(美馬市)の「公の施設の指定管理と阿波地美栄の普及事業」などがある。
問い合わせ先は県土整備部建設管理課振興指導担当 電話088(621)2523。
提供:建通新聞社