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日刊建設工業新聞
2019/06/28
【鳥取】港湾工事２件の設計書固まる／境漁港高度衛生型市場
境漁港（境港市昭和町）の高度衛生管理型市場への再生に絡み、県土整備部は２号上屋の岸壁耐震化工事２件の設計図書を27日までにほぼ固めた。両件ともに「港湾工事」として７月中旬までに調達公告する。工事費は２件を合わせ６億円近く。
６月に一部オープンした高度衛生管理型市場整備事業は今後、２号上屋の改築を中心に第２ステージに入る。建築工事に先立ち、同部は敷地護岸部と陸上部に地盤改良を施して液状化対策を実施する。
同部空港港湾課の説明によると、設計が大方まとまった岸壁耐震化工事は、２号上屋前面の１５０㍍区間が対象。西側１工区は延長75㍍の区間に口径８００㍉、長さ16・３㍍の鋼管杭71本と、高圧噴射撹拌工法による地盤改良75本のほか、５号岸壁の一部24㍍を耐震化する。工事費は３億円規模。工期３００日程度。
一方、東側の２工区は延長78㍍を対象に鋼管杭73本、高圧噴射撹拌工法74本を打ち込む。工事費は約２億７０００万円。工期２９０日程度。
両件について同部は、県内・準県内の「港湾工事」を対象に簡易評価型総合評価の制限付き一般競争を公告して８月中に入札。先行する２号上屋の解体を待って今秋から着工する。
また、追って施工する陸上部の地盤改良は、大型の土木工事として３件に分けて８月から10月にかけて入札。建築本体工と工程を調整しながら来秋までに敷地全体の改良を終える。
日刊建設工業新聞
６月に一部オープンした高度衛生管理型市場整備事業は今後、２号上屋の改築を中心に第２ステージに入る。建築工事に先立ち、同部は敷地護岸部と陸上部に地盤改良を施して液状化対策を実施する。
同部空港港湾課の説明によると、設計が大方まとまった岸壁耐震化工事は、２号上屋前面の１５０㍍区間が対象。西側１工区は延長75㍍の区間に口径８００㍉、長さ16・３㍍の鋼管杭71本と、高圧噴射撹拌工法による地盤改良75本のほか、５号岸壁の一部24㍍を耐震化する。工事費は３億円規模。工期３００日程度。
一方、東側の２工区は延長78㍍を対象に鋼管杭73本、高圧噴射撹拌工法74本を打ち込む。工事費は約２億７０００万円。工期２９０日程度。
両件について同部は、県内・準県内の「港湾工事」を対象に簡易評価型総合評価の制限付き一般競争を公告して８月中に入札。先行する２号上屋の解体を待って今秋から着工する。
また、追って施工する陸上部の地盤改良は、大型の土木工事として３件に分けて８月から10月にかけて入札。建築本体工と工程を調整しながら来秋までに敷地全体の改良を終える。
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