日本工業経済新聞社(群馬)
2019/06/27
【群馬】県砕石工業組合が掘削主任者向けの講習会
群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)は27日、群馬県公社総合ビルで「砕石のための掘削作業主任者等能力向上講習会」を開催した。現場の安全性を高めようと毎年行っている講習で、今回は同組合員の掘削作業主任者20人が集まった。
講師には元厚生労働省群馬労働局健康安全課長の齋田一行氏を招いた。また、日立建機日本から山根宏之北関東支店長をはじめ、川内朋和主任、山本春樹サービス課長、宮一仁氏も登壇した。
冒頭、あいさつに立った金子理事長は作業主任者が現場の安全管理についての責任があるとしたうえで「今回の講習で、主任者の役割を再認識し、各現場での安全性向上につなげてほしい」と呼び掛けた。
講習会は齋田氏が職場の災害防止について、関連する法令の解説を交えつつ、安全管理の方法を紹介。午後は日立建機日本が講師となり、安全に重機を使用するための保守・点検・整備や、KYTなどを説明。また、ICT施工についての講義も行った。
出席者は熱心にメモを取るなどして、無事故へ向けた意識を高めた。