既設のり面構造物の補修・補強技術の普及・発展を目指す、福井県のリフレッシュ工法協会(会員11社 大久保美嘉会長)の令和元年度通常総会は25日開かれ、技術者講習会や見学会等を行う事業計画案などを審議了承した。会場は、福井市中央1丁目のユアーズホテルフクイで。
総会冒頭、大久保会長が挨拶。国交省による法面吹付け工のICT施工にむけた工種拡大や基準改定等を受け「いよいよ法面工も、従来のアナログ的な施工管理から、ICT法面へ移行。土工に合わせた管理面の具体化対応へ」と今後も時流に沿い、まい進する意欲を示した。続いて全国・のリフレッシュ工法協会連合会本部の入江保美会長が来賓挨拶。会設立の理念も交え、近年の認知度と技術の信頼性の高まりを報告し「今後も発注検討物件の増進を図りたい」と述べた。中部・のリフレッシュ工法協会(金藤達也会長)らも総会参加。協会本部からは新技術を紹介した。19年度は、フクイ建設技術フェアの出展など各種広報を積極展開し、優位性をアピールしたい考え。