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建通新聞社四国
2019/06/26
【徳島】鳴門市 ＤＢによる新庁舎建設で 意見募集
鳴門市は、新庁舎建設に係る実施設計・施工一括発注（デザインビルド）方式の公募条件等を検討するため、施工会社と設計事務所（事業者）からの意見募集を開始した。メールによるアンケート調査と必要に応じた対話によるヒアリング調査で、６月１日時点で市の一般競争入札参加資格業者名簿に登録している企業を対象に、７月２日まで参加を求め、翌３日に回答フォームをメール送信し、17日まで意見を求める。
市と事業者との相互理解を図り、デザインビルドに関し、事業者のノウハウを取り込みやすい発注方式を取りまとめる他、事業者がより参加しやすい公募条件を整理するため実施することにした。なお、必要に応じ、応募者に対して７月下旬から８月上旬に対話を予定している。
同事業は、今月中旬から基本設計業務を大建設計大阪事務所（大阪市西区）で開始したところ。今後はこの意見募集や官民対話の他、新庁舎建設コンストラクション・マネジメント（ＣＭ）業務やオフィス環境整備業務などと並行して進める。市は基本設計後、ＣＭ業務の追加委託を行い、速やかに設計・施工者選定作業に移行する運び。その時期は20年度４月以降になる見通しだ。
庁舎の規模は延べ１万～１万２０００平方㍍（建築面積２４００平方㍍）。概算事業費は税込み約62・２億円（延べ床面積１万２０００平方㍍、免震構造で試算）を見込んでいる。
建設地は現本庁舎を含む敷地約１万７２００平方㍍。23年度の全体工事完了を目指している。
提供：建通新聞社
