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北陸工業新聞社
2019/06/26

【新潟】小出跡に民間活力も視野/魚沼市が庁舎再整備計画案 

 魚沼市は25日、市役所既存庁舎再整備計画案を公表し、市役所各庁舎について今後の利活用方針を示した。
 小出島地内の小出庁舎(79年築)は、RC造3階建て延べ2190平方メートル、隣接する公民館(65年築)は、RC造3階建て延べ1515平方メートル。20年度をめどに解体設計に着手し、早ければ21年度に解体工事へと運ぶ。
 市民検討会では、こども園や介護施設が入り、スポーツ、トレーニング施設を併設するなど、全世代が利用できる施設の建設などを求める声が寄せられている。市では、これらを軸として、中心市街地の活性化に資する利活用案を検討していく。また近隣には、新庁舎を含め、集会機能・会議室機能を持つ施設が複数立地することから、新たな施設整備の実現性・必要性に加え、民間活力の活用も視野に入れ、方針を模索する。
 大沢地内の湯之谷庁舎(98年築、RC造3階建て延べ3474平方メートル)、堀之内地内の堀之内庁舎(83年築、RC造3階建て延べ2187平方メートル)、今泉地内の広神庁舎(87年築、RC造3階建て延べ2665平方メートル)と車庫棟(同、S造2階建て延べ523・15平方メートル)は、空きスペースを貸し付けるなどの方針が示されている。
 湯之谷庁舎に隣接する基幹集落センター(78年築、RC造2階建て延べ1250平方メートル)は、解体し借地を返還。穴沢地内の入広瀬庁舎(78年築、RC造3階建て延べ2345平方メートル)は、32年度をめどに解体するとしている。

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