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建通新聞社(神奈川)
2019/06/26

【神奈川】横浜市 「新本牧」護岸地盤改良初弾を公告

 横浜市は横浜港・新本牧ふ頭(中区)の市施行エリア整備で、6月25日に「新本牧ふ頭建設工事(その2・外周護岸B―1地盤改良工)」のWTO一般競争入札を公告した。外海側外周護岸の最も陸寄りをT工区と位置付けて、海上からのサンドコンパクションパイル(SCP)打設で海底に地盤改良を施す。2019年度に3件予定する外海側外周護岸の地盤改良工事(WTO対象)の初弾案件だ。港湾の競争参加有資格者(土木工事業の特定建設業許可業者)に3者JVで参加を求めることとし、7月9日まで申請を受け付けて、8月9日の開札で施工予定者を決定。年末の第4回市会定例会に契約案を付議する予定でいる。
 今回の工事ではT工区156b区間の幅40〜68bに口径2000_のSCPを2652本打設する。最大改良深度マイナス48b。2021年2月26日までに完了させる。
 T工区に続くU工区142b区間とV工区184b区間の地盤改良工事2件についても、追ってWTO一般競争入札の手続きを進める見通し。
 新本牧ふ頭の市施行エリアは基部の約40f。19年度から約9年間で埋め立てなどを実施して、ロジスティクス拠点の形成を図る。
 19年度は外海側外周護岸の地盤改良の他に▽ハイブリッドケーソン製作4件(工種・港湾、WTO対象)▽中仕切り堤地盤改良(港湾)▽ケーソン製作ヤード設置2件(土木)▽潜水探査2件(港湾)▽航泊禁止ブイ設置(港湾、入札手続き中)―の発注も予定している。

提供:建通新聞社