大阪市建設局、都市整備局、水道局がまとめた2018年度(18年4月〜19年3月)の建設工事成績評定結果によると、対象案件は計1784件で、このうちメタウォーター関西営業部が「柴島浄水場下系オゾン設備機能増強工事」で得た87点が検査成績点の最高点となった。
次点は▽協和テクノロジィズ(本庁舎構内交換設備改修工事−2)▽ピーエス三菱大阪支店(大野川堤防耐震対策工事)▽明電舎関西支社(咲洲配水場小水力発電設備設置に伴う既設監視制御設備改造工事)―の3社が86点で並んだ。
局別に見ると、建設局では、総合2位のピーエス三菱大阪支店に続き、中林建設(道頓堀川堤防耐震対策工事−3)と、酒井工業大阪本社(岩崎橋耐震対策工事)の2社が84点で並んだ。
都市整備局では、総合2位の協和テクノロジィズ以下、次点は栗本建設工業(西喜連第5住宅7号館建設工事)の82点、雄健建設など10社が80点で続いた。
水道局では、総合トップのメタウォーター、総合2位の明電舎に続き、日立製作所関西支社、相和電気工業、三菱電機関西支社の3社が85点で並んだ。
全件の平均点は71・8点。局別では建設局が70・2点(405件)、都市整備局が72・8点(993件)、水道局が70・7点(386件)だった。最高点と最低点の開きは、建設局が41点(最高86点、最低45点)、都市整備局が31点(最高86点、最低55点)、水道局が43点(最高87点、最低44点)となった。
提供:建通新聞社