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日本工業経済新聞社(茨城)
2019/06/06

【茨城】取手市6月補正/市道維持改良に2・3億

 取手市は6月の市議会定例会に補正予算案を上程している。骨格予算だった当初予算の肉付けとして市道維持・市道改良事業に2億3931万円、都市排水整備事業に1億827万9000円、中学校の特別教室空調整備実施設計に886万6000円、宮ノ前ふれあい公園水路整備事業に793万1000円を盛り込んだほか、取手駅ビル「ボックスヒル取手」へのアートギャラリー整備負担金9502万9000円や、認定こども園施設整備に対する補助金7606万円を設定している。(3面に補正案の主な内容を掲載)
 一般会計に6億9288万5000円を追加し、当初からの総額を389億8541万6000円とする。議会は6月14日まで開かれる。
 市道維持・市道改良事業の主なものでは、市之代の市道1032号線などの改良工事(L240m)に8640万5000円、西一・二丁目の市道2548号線などの維持補修工事(L177m)に4073万3000円、井野団地外周道路(市道0115号線他)の詳細設計に4073万3000円を付けた。
 都市排水整備事業では、野々井大門地区の工事(L235m)に3773万円、藤代横町の工事(L約80m)に3496万9000円、藤代地区の工事(L約70m)に1821万6000円を配分。
 中学校の空調設置工事の実施設計には886万6000円。対象は戸頭中、永山中、藤代中、取手第一中、取手第二中の特別教室。
 宮ノ前ふれあい公園(戸頭1−2)では、ホタルが生息できる水路(L180m程度)を整備するために工事費495万円と実施設計委託料298万1000円を充てる。
 そのほか、取手駅西口の開発に伴い3月に閉鎖した「アートギャラリーきらり」の代替施設を、同駅ビルの4階に整備するため、整備負担金9502万9000円を措置。負担先はビルの管理者である潟Aトレ(東京都渋谷区)。
 新ギャラリーの規模は展示スペースが409uで、バックヤードが228u。来年3月までにオープンする予定。
 また学校法人伸びる会学園のつつみ幼稚園(双葉3−7−1)が、幼保連携型認定こども園へ移行することから、整備補助金として7606万円を設定。
 整備内容は給食施設、低年齢児用トイレ、ほふく室、沐浴室などで、開所は来年4月。総事業費は1億487万3000円。