全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　守谷市は６月５日に開会する市議会定例会に補正予算案を上程する。建設関係の主なものでは、都市計画道路坂町清水線の用地買収に９０００万円、松ケ丘小学校の児童クラブ建設工事に１０４６万８０００円、保健センター改修の施工監理に２９４万８０００円を計上。
　一般会計全体では１億２７６１万１０００円を追加し、当初からの総額は２４０億９２１万４０００円となる。議会最終日は６月19日。
　坂町清水線は総延長２６２０ｍの都市計画道路。２０１５年度に事業認可を取得した、ひがし野土地区画整理〜本町の県営アパートまでの区間（Ｌ４６０ｍ）について、市土地開発公社が先行取得した用地（本町、約６００�u）を買い戻すために９０００万円を追加。
　同時に19〜21年度の債務負担行為として限度額４億４１８２万３０００円を設定した。
　なお本年度から工事に入る計画で、本町の延長１８０ｍの改良工を10月以降に発注する見通しだ。
　松ケ丘小（松ケ丘４−12）では、児童クラブを１棟増設するため、工事費１０４６万８０００円と工事監理委託費２５４万９０００円を付けた。
　建設地は現在の児童クラブのすぐ隣で、鳥小屋のある所。規模はＷ造平屋の約２５０�u。定員は80人。設計者は�褐ﾋ頃建築設計事務所（水戸市）。
　７月にも一般競争入札で発注し、夏休み期間を利用して施工する考え。
　また、この児童クラブ建設に伴い、鳥小屋の解体と新築工事費として１１１万６０００円を予算化している。クラブ建設に先行して随意契約で発注するようだ。
　保健センター（本町６３１−１）では、外壁および屋根の改修を実施するため、当初予算で工事費１億４７９６万円を確保。今補正では工事監理委託費２９４万８０００円を措置した。
　施設は１９９２年築で、ＲＣ造２階建て、延べ２３６６�u。外壁タイルの補強と屋根の防水工を行う。設計者は楠山設計�梶i東京都千代田区）。
　工事は７月にも一般競争入札で発注となる見込み。
　　　　　◇
　補正予算案の主な内容は次のとおり。
　【民生費】
　◆児童クラブ運営事業・鳥小屋建設工事＝１１１万６０００円
　◆松ケ丘小学校児童クラブ建設事業
　◇施工監理委託＝２５４万９０００円
　◇建設工事＝１０４６万８０００円
　【衛生費】
　◆保健センター改修事業・施工監理委託＝２９４万８０００円
　【土木費】
　◆坂町清水線整備事業・都市計画道路用地買収＝９０００万円
　【債務負担行為】
　◆都市計画道路坂町清水線等の用地取得について守谷市土地開発公社と委託契約を締結する（２０１９〜21年度）＝用地費等４億４１８２万３０００円および利子相当額並びに事務手数料の範囲内