大阪府、大阪市の2018年度測量・建設コンサルタント入札の平均落札率が本紙調査で分かった。平均落札率は、府が80・2%(前年度=79・8%)、市が85・1%(同84・9%)となり、対前年度比でいずれも上昇する結果となった。府で80%、市で85%を超えたのは過去5年間で初めて。
5年前と比較すると、府で0・3ポイント、市で1・7ポイントそれぞれ上昇した。過去5年間の平均値は、府が79・4%、市が83・8%。府では15年度以降は微増傾向にあり、市では14年度以降は連続で減少したが、17年度に2・2ポイント上昇し、18年度も微増した。
建築設計・監理の落札率は、府が79・7%(前年度=79・3%)、市が84・4%(同84・9%)。建設コンサルタントでは、府が81・1%(同81%)、市が84・9%(同85%)となった。
また、18年度の測量・建設コンサルタントの件数を見ると、府が1056件(前年度=1055件)、市が271件(同270件)となり、いずれも微増した。過去5年間の平均件数は、府が1083件、市が273件だった。
提供:建通新聞社