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日刊建設工業新聞
2019/06/20

【鳥取】前年上回る事業費50億円に/高規格道路など大幅増

 県中部県土整備局の2019年度道路事業は、前年同期を上回る50億2000万円余りになることが明らかになった。6月県議会で必要な整備費を予算化することにしており、前年同期の予算額に比べて10億円近く増える見通し。
 地域高規格道路は、国道313号倉吉道路と倉吉関金道路、山陰道関連の北条倉吉道路延伸事業に15億円。倉吉関金道路は、小鴨1号と2号高架橋の上部工事のほか、福山高架橋の下部工などで、前年に比べて予算は大きく伸びる。
 県道改築は、大谷茶屋〜和田バイパスや津原バイパスの工事が本格化するため3億円。防災安全交付金の県道整備は、県道東郷湖線や三朝温泉木地山線・新西小鹿橋などに3億2000万円。橋梁補修・補強事業は、新田橋、天神橋、巌城橋の3橋が補助事業に格上げされ、全体の事業費は11億8000万円に増えたほか、街路の駅北道路も工事を大掛かりに進める。
 また、新規に事業化が見込まれる道路は、国道179号の「はわいバイパス」、船上山赤碕線の大石工区、大栄ICアクセス道。国道179号は、計画が採択されれば玄以の調査や設計に入る。大石工区は、出上工区のバイパスと関連して同時に整備を進める予定。

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