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日刊建設工業新聞
2019/06/18

【鳥取】道路整備や防災対策/若桜町と県が意見交換

 県八頭県土整備事務所と若桜町の意見交換会が開かれ、道路整備や防災対策について連携を密にして取り組むことを申し合わせた。県道若桜下三河線の岩屋堂バイパスについては、6月県議会で国から認証されている整備費を予算化し、早期に工事に着手する。
 今年度最初の意見交換会には若桜町の矢部康樹町長、八頭県土事務所の的場善博所長らが出席。道路や河川・砂防事業の見通しや防災教育などソフト面の取り組みについても協力して進めることなどを調整した。
 通学路の安全対策は、道路照明の増設、歩道除雪の充実を町が要望。また、昨年9月に発生した国道482号・長砂地内の法面崩落について県は「地形や地質の特殊性を考えた対策工法を検討しているが、年内の復旧を目指している」と説明した。一方、道路整備については、トンネルを含む県道若桜下三河線・岩屋堂バイパスの整備費を予算化し、本格的な工事に着手することを明らかにした。
 このほか、八東川と吉川川で整備する樹木伐採と河道掘削の緊急対策。また、若桜町が独自に取り組むことを計画している立木伐採などについても意見を交わした。

日刊建設工業新聞