新潟工科専門学校(新潟市中央区長潟2−1−4 仁多見透学校長)は20日、新潟市内で校外実習を実施し、建築大工科の2年生21人が汗を流した。
中央区のいくとぴあ食花に入る新潟市動物ふれあいセンター内のやぎの遊び場(15年に同校が設置)が老朽化していることから、リノベーションするもの。この日の作業は、やぎの日陰を作るパーゴラ部分の製作・取り付けを中心に進められた。13日に現場作業に着手し2回目。順調にいけば、次回実習の27日に床板を貼って塗装し、完成となる予定だ。指導を担当している渡部和久学科長は「雨の日でも暑い日でも仕事をすることを体に染み込ませ、協力しあって作業すること、自分で率先して仕事を見つけることを学んでほしい」と語った。
学生は、「自分で考えて行動する難しさを感じている。卒業後は、現場代理人を目指し、自分の名前が残るような仕事を手がけたい」と目を輝かせていた。