福島建設工業新聞社
2019/06/21
【福島】広域・共同化計画策定へ/汚水処理で福島県
福島県は、汚水処理事業の効率的な管理運営に向けた「広域化・共同化計画」を策定する。下水道や農業集落排水など汚水処理の事業運営をめぐる環境が、施設の老朽・更新期の到来や人口減少による使用料収入の減少などで厳しさを増す中、施設の更新や維持管理、運営に広域化・共同化によるスケールメリットを反映させる。事業運営の最適化を図る上で、複数の市町村等をまとめたブロック化も検討する。汚水処理を行う事業体等とで昨年、検討会を設置しており、今年度は基礎調査を行うなど、取り組みを本格化させる。2022年度の計画策定を目指す。