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建通新聞社四国
2019/06/21

【香川】真鍋令に 小豆地域特別支援学校基本設計

 香川県総務部は、小豆地域特別支援学校整備基本設計業務(小豆島町)を真鍋令建築設計事務所(丸亀市)に委託した。設計期間は2020年1月17日。入札にはアキ建築設計事務所、齊藤正轂工房、清和設計事務所、鉃川建築設計事務所、真鍋令建築設計事務所が参加した。 同特別支援学校の校地は小豆島町池田迎地1776他の建設予定地約2381平方b以上を確保する。
 規模は延べ面積1793平方bと渡り廊下を想定。すでに策定済みの基本計画をベースに、基本設計で学校の敷地・配置計画や施設内容を検討する。
 基本計画によると、概算事業費で用地取得、設計、造成工事等とは別に、池田小学校への連絡通路も含め、約7億7000万円〜約8億3000万円を投じ、鉄筋コンクリート造2〜3階建て延べ約1800平方b(1793平方b)の校舎棟を建設する。
 普通教室6室(小学部4、中学部2)、学習室3室(小学部1、中学部2)、多目的室、プレイルーム、図書室、生活訓練室、自立活動室、進路指導室を確保し、管理室関係(職員室、事務室、応接室、保健室、医療的ケア室・静養室、その他教材庫、倉庫、生徒更衣室、職員更衣室などを配置する。
 屋外作業テラス(バルコニー)や給食関係の配膳室を1階に配置し、簡易な流し台や作業台を置く。
 太陽光パネルなどの環境に配慮した施設や設備を可能な限り設置。個別空調を考慮し、給水設備は受水槽を設置、加圧給水方式にする。全体を通してユニバーサルデザイン計画を前面に打ち出す。
 年度後半にも造成工事に着手する一方、校舎など建物の基本設計を1月下旬まで進める。20年度に実施設計に入り、21年度から2カ年で建設工事に着手する。開校は23年4月を目指している。
 基本計画の策定は三野設計(丸亀市)が担当した。

提供:建通新聞社