東芝(東京都港区芝浦1ノ1ノ1)は、横浜市磯子区にある自社横浜事業所内に増築する新工場「横浜事業所620号棟」の施工者を大成建設横浜支店(横浜市中区)に決めた。順調なら9月初旬の着工、2020年11月末の完成を目指す。用途はリチウムイオン電池の新工場で、建屋と設備を含めて投資金額を159億円と見積もっている。
増築する新工場の規模は、鉄骨造3階建て2棟、総延べ床面積は2万9285平方b。国内外での今後の事業拡大を前提に、製品・製造に関連した技術などの開発拠点としても位置付ける考え。
建設地は東芝横浜事業所内の横浜市磯子区新杉田町8の敷地40万2729平方bのうち、建築面積1万5012平方bを充てる。
設計は大成建設一級建築士事務所(東京都新宿区)が担当。
同事業は今年4月、神奈川県の企業誘致推進策「セレクト神奈川100」に事業計画が認定された。
提供:建通新聞社