トレボー(高岡市清水町、中山安治代表取締役)は、南砺市立野原西1197「農産物処理加工施設(ワイン醸造棟・販売棟)工事」を、条件付き一般競争入札で公告した。
30日まで入札説明書、設計図書を交付し、申請書を受け付ける。7月12日に開札する。参加資格については県内に主たる営業所があり、建築工事の総合数値1100点以上など。
建設規模は、醸造棟がS造平屋建て約660平方メートル、販売棟がS造平屋建て約330平方メートル。工事概要は建築主体、電気設備、機械設備、土木工一式。醸造棟は作業所や熟成スペース、倉庫、販売棟には販売・多目的スペース、事務所などを設ける。工期は20年2月28日まで。
設計は創建築事務所が担当。
同社は17年12月、ブドウ生産とワイン醸造を目的に設立。南砺市立野原地区の広大な丘陵地において、日本食に合う富山らしいワインの創造に向けた栽培、醸造、加工、販売を展開する。施設完成後に醸造免許の申請手続きを行い、試験醸造に取り組む。20年秋に自社ブドウによる本格的な生産を開始し、21年春の販売を目指す。