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建通新聞社
2019/06/17

【大阪】淀川左岸線2期 第2弾TN本体工を第3Q

 大阪市は、阪神高速道路との合併施工方式により整備する「淀川左岸線2期事業」について、第2弾となる本体トンネル工を第3四半期に発注する予定だ。施工区間は、初弾工事に続くJR神戸線以東になると見られる。工期は61カ月間、入札方式は総合評価標準型一般競争入札を予定している。
 2期事業の区間は、大阪市此花区高見1〜北区豊崎6までの全体延長約4・3`。淀川堤防と一体型の本体地下構造4車線、幅員22bとなる。全区間本体は開削トンネルで施工する。道路上面は歩行者専用道路や緑地を整備し、環境や景観に配慮する。
 本年度に発注するトンネル本体工の施工場所は北区大淀北〜中津7丁目。詳細は明らかにしていないが、現在詳細設計を進めている阪神高速池田線以東のJR神戸線〜阪急電鉄間の延長約1400bでの施工が見込まれる。JRや阪急電鉄の線路と交差する部分については、鉄道事業者と協議して詳細を決める方針だ。詳細設計はエイト日本技術開発(大阪市淀川区)が担当している。
 市では、昨年度に初弾のトンネル本体工事を発注し、施工者を鴻池・あおみ・久本JVに決めた。施工区間は、国道2号からJR神戸線までの延長約800b区間で、入札額は93億3850万円だった。
 また、阪急電鉄以東の設計業務については今後、市がいくつかの区間に分けて順次委託していく計画。

提供:建通新聞社