大阪府の2018年度の建設工事と測量・建設コンサルタントの入札で、主要5部局別の平均落札率が本紙調査でまとまった。工事の落札率の幅は、89・7%(教育庁)〜84・7%(府警本部)、測量・建設コンサルタントは82・1%(環境農林水産部)〜79・6%(住宅まちづくり部)となった。
主要5部局における建設工事の対前年度比では、教育庁で3年ぶりにプラスし、0・7ポイントの上昇。都市整備部では0・2ポイントと微増した一方、環境農林水産部では0・3ポイント、住宅まちづくり部では0・2ポイントそれぞれ下降した。府警本部は前年度と同ポイントだった。
また、測量・建設コンサルタントでは、都市整備部で0・1ポイント下降したが、他4部局は軒並み上昇した。中でも府警本部は3ポイントの大幅増となった。
5年前(14年度)との比較では、建設工事で、都市整備部では0・7ポイント上昇したが、他4局はいずれも下降。特に住宅まちづくり部では1・5ポイントの大幅マイナスとなった。
測量・建設コンサルタントでも同様に、唯一都市整備部で1・2ポイント上昇したものの、他4部局では軒並み下降。こちらも住宅まちづくり部で1・9ポイント下降とマイナス幅が大きかった。
提供:建通新聞社