日本工業経済新聞社(群馬)
2019/06/13
【群馬】電設協会が防災設備の設・施工に関する講習会
群馬県電設協会(阿久澤茂会長)は12日、防災設備の設計・施工に関する講習会を開催した。会場となった前橋市内の群馬県電気工事工業組合会館には、同会員40人が参加し、設計・工事の留意点や関連する法律などを学んだ。
講習に先立ち、あいさつに立った阿久澤会長は「防災設備は火事や地震の発生時に安全を守る重要なもの。近年、建物が大型化・複合化するなかで、重要性は増してきている。限られた時間ではあるが、知識を身に付け、現場に役立ててほしい」と呼び掛けた。
講師には関電工北関東・北信越営業本部の品質工事管理部から梅原清秀部長を招いた。
梅原部長は講習の内容に入る前に「電気工事のプロとして、法律に従い施工することは義務。知らなかったでは通用しない。法令順守が関係者全員を守る」と力説。講習では屋内消火栓やスプリンクラー、火災報知器など各設備をわかりやすく解説するなどした。