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日刊建設工業新聞
2019/05/31

【鳥取】今年度、駐車場再拡張へ/鳥取空港の賑わいで協議

 空の駅・鳥取砂丘コナン空港の賑わいを話し合う県のチーム会議(チーム長・高橋紀子統轄監)が29日県庁で開かれ、令和元年度の鳥取港マリンピア賀露を合わせたツインポートの取り組みを協議した。
 同空港はターミナルビル一体化工事が完成し、昨年7月にグランドオープン。県と鳥取空港ビル梶A鳥取市が連携した各種イベントの開催が盛況で、名探偵コナンのファンをはじめ多くの来場者で賑わいを見せている。
 18年度の一般来場者数は37万9021人を記録し、前年度(4万3909人)の8・6倍と大幅に増加した。マリンピア賀露の来場者数も増えており、ツインポート化の相乗効果が大きく現われた。
 会議では空港来訪者のアンケート結果が示され、30〜40代を中心にファミリー層の来訪が多数だったことや、情報発信の方法はアプリやHP(ホームページ)といったWebの活用が有効だったことが報告された。
 今年度の取り組みは、ハードでは駐車場を再拡張する。国交省大阪航空局から土地を提供しもらい、空港西側に64台分を20年度にかけて整備。既存駐車場の再編と合わせて計900台分のスペースを確保する。
 高橋統轄監は「昨年度は目新しさがあったかもしれない。(来訪者増加を)継続し発展させるため、空港周辺の名所とともにステップアップできるようにしたい」と話した。

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