高知市は6日、一般会計に7億0300万円を追加した6月補正予算案を発表した。当初からの累計は2588億1616万円。国費の内示増に伴う公共事業の補正や総合あんしんセンターの利活用に向けた改修に充てる。6月定例議会の会期は13日から28日まで。
主な補正は、橋梁整備事業費に1億4017万円、86の橋梁で老朽化に伴う補修工事などを進める。狭あい道路整備等促進事業費には6300万円、7カ所の道路幅員拡幅を実施する。緊急地方道路整備事業費には2362万円、高知街4号線他で舗装工事などを行う。過疎地域橋梁整備事業費には364万円、3橋で補修設計を行う
街路事業には愛宕町北久保線(愛宕町工区)に3537万円、曙町西横町線(中工区)に1601万円、鴨部北城山線(第2工区)に1260万円をそれぞれ追加、移転補償や用地買収に充てる。
総合あんしんセンター利活用推進事業費には3億0520万円。3階にある旧高知県医師会准看護学院(3月に閉校)の部分を購入し、地域防災推進課や高知市社会福祉協議会などが入居する。事業費のうち1億円が設計・工事費で残りが建物購入費。
提供:建通新聞社