福井市は10日、明里町「加茂河原ポンプ場更新土木工事」を条件付き一般競争入札で公告した。申請は21日まで受付。総合評価(簡易型)を適用し、7月4日開札。設計額は29億6984万円。
3者構成のJVが対象で、代表者は▽市内・準市内業者▽土木1000点以上▽国または地方公共団体(公社、公団等含む)が発注し、04年度以後に竣工した請負金額10億円以上(税込)の公共下水道、流域下水道のポンプ場または終末処理場の新設・増設の土木一式(RC造地下水槽構造物を含むもの)の元請または共同企業体(出資比率20%以上)としての施工実績。一方、構成員に関しては「構成員1」が市内業者で同900点以上、「構成員2」が市内業者で同800点以上。
浸水被害の軽減を図るため、老朽化した加茂河原ポンプ場を全面的に更新。新ポンプ場の完成後に現ポンプ場を撤去する。新ポンプ場=イメージ=の規模はRC造地上2階地下1階建て延べ3392・47平方メートルとし、ポンプ能力は汚水0・967立方メートル/秒、雨水12・962立方メートル/秒。供用時期は23年10月頃を予定。
今回は初弾工の土木本体で、概要は敷地面積5527・3平方メートル、構造RC造地下2層に係る本体作業土工、本体仮設工、本体築造工、仮設工、構造物撤去工各一式。工期は21年10月15日まで。
詳細設計は日水コン。