金沢市は10日、地域密着型特別養護老人ホーム(1施設)および看護小規模多機能型居宅介護(3事業所)の整備で、開設希望者を公募すると発表した。17日に開設希望者説明会を高岡町の松ヶ枝福祉館で開く。
地域密着型特養ホームは、長寿安心プラン2018(18〜20年度)の施設整備計画に基づき、日常生活圏域「かみあらや」(地区民生委員児童委員協議会担当地域―押野、西南部、三和)で1施設(29床)を募集する。
日常生活圏域「おおてまち」における地域密着型特養ホームの整備に関しては、サテライト型による整備として「社会福祉法人希清軒傳六会」を事業者に選定。同法人は彦三2丁目の旧NTT彦三ビル跡地に、食品スーパーと複合する形で「(仮称)瓢箪町きらく園」を整備する。
看護小規模多機能型居宅介護は1事業所29人とし、元町、駅西、泉野の各福祉健康センター内でそれぞれ募集する。
募集は21日からで、10月下旬に事業者を決定する。今年度中の着工を予定しており、市が建設費の一部を補助する。